木製のテーブルに置かれる美容師の施術道具

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2021/01/16
eyesburg

濡れた髪をすぐに乾かさないと危険な理由とは!?

2021/01/16
濡れた髪をすぐに乾かさないと危険な理由とは!?

江東区清澄白河の美容室、eyesburg(アイスバーグ)スタイリストの飯島です!






さて今回は、濡れた髪はすぐに乾かさないと危険な理由!について書いていこうと思います。








毎日たくさんのお客様と関わっていく中でよく相談されることなんですが




・乾かした後に髪がはねてしまう
・前髪が思う方向に流せない
・寝癖がついて朝のセットが大変
・襟足が浮いてしまう(ショートの方)






これは永遠の課題と言っても過言ではないくらいによくいただく相談です。





こういうお悩みではスタイリングの仕方とか、ワックスの付け方とか、そこにフォーカスしがちなんですが、、






それでもお悩みが解決できない方はもっと以前に遡って考えてみると解決できるかもしれません。





ここで僕から質問です。


お風呂上がりにすぐに髪を乾かしていますか??






前髪がうまくいかなかったり襟足が浮いてしまったり、寝癖でセットが大変だったり、、




スタイリングでどうにもできない方は、お風呂上がりの習慣が原因かもしれません!!








お風呂あがり、髪が濡れたまま放置すればするほど、自分では気付かない部分は自然に乾いていってしまいます!






ということで髪をすぐ乾かさないデメリットをまとめてみました。




・変に跡がついてしまう
・自然乾燥によりクセが出てしまう
・パサついて纏まりにくくなる
・ダメージしやすくなる
・カラーの退色が早くなる





濡れたまま放置しておくと、こんなにデメリットがあるんです!!








というのも、人にはそれぞれはえぐせというものがあります。





これは直毛の方もクセ毛の方も例外なくある、根元の生え方のクセというものです。






この、はえぐせがかなり大事なのですが、一度はえぐせに跡がついてしまうと、いくら手で乾かして毛先がまっすぐでも、根元のはえぐせが変な方向を向いてしまっていると限り、はねたりクセが出てしまいます。





お風呂上がりにタオルターバンなどでしばらく過ごす方は特に跡がつきやすいです!








例えば朝起きた時、寝癖で前髪が割れていたり後頭部が割れていたりする場合、水でサッと濡らして乾かして直したりしますよね!






それと一緒で、跡がついてしまったものはもう一度濡らしたりしない限りいくら乾かしても直せません、、それは美容師の僕でもほぼ不可能と言えます!





なので跡がついて自然に乾いていってしまう前に、濡れた状態ですぐに乾かしてあげるのが大事なのです!!






ということで今日はそんなお悩みにお応えするべく、綺麗な乾かし方のポイントを説明していきます^_^








1.濡れた髪はしっかりタオルドライ

タオルで拭かない方なんてもちろんいないと思いますが、ビチャビチャの状態で乾かしても時間がかかるだけですし、半乾きの原因になり時間が経ってクセが出る原因にもなります。
なので髪の内側から毛先にかけてしっかりタオルドライをすることが大事です^_^
その時ガシガシ拭くとダメージの原因になりますので、摩擦を起こさないように優しく根元から毛先、内側までしっかり拭きましょう♫





2.綺麗にコーミングして、仕上げたい形を作る

タオルドライしたら、すぐにコーミングしましょう!
これはなぜ大事かというと、例えば前髪がある方。しっかりコーミングで前髪を揃えてから乾かさないと、浮きやすい方は浮いてしまいます。これは襟足のはえぐせが強い方にも言えることなのです!
そしてコーミングして形を作ってから乾かすことによって、仕上がりのイメージがつきやすく再現性も高くなる、というメリットもあります☆





3.乾きにくい後頭部の中から乾かす

いろんな方の話を聞いてると、正面から後ろにかけて、バーっと乾かし始める方がほとんどです。
ある程度乾かして気付くのは、まだ後ろの中の方が乾いてないな〜ということ。
それから後ろを乾かし始めると、既に乾いている表面の毛は時間が経つにつれて乾燥していきます。
表面の毛は1番乾きやすいので、後頭部の中から乾かしてあげることによって自然に表面も乾いてきます。
そうすると時間も短縮できるし、全体が均等に乾くのでとても効果的です♫



4.なるべく時間をかけない

髪の毛は時間をかけて乾かすとどんどん乾燥していきます!!
ドライは早ければ早いほど髪へのダメージが少ないと言っても過言ではありません!
これは3を実践することにより解決できる方法なのでぜひやってみて下さい☆




5. 1〜4まで終わりある程度乾いたら、最後に表面に手ぐしを通しながら上からドライヤーの風を当てる


傘をイメージしてもらえると分かりやすいと思うのですが、
髪の毛のキューティクルというのは傘を開いた状態に似ています。
下から逆らうように風を当てれば傘はひっくり返ってしまいますよね。
それと同じで、下から当ててばかりいるとキューティクルが開いてしまいパサついてツヤが出ないので、上から風を当て手ぐしを通すことにより、髪一本一本に艶とまとまりが出ます☆





以上のことを踏まえて乾かしてもらえれば、ブラシなど使わなくても手だけでじゅうぶん綺麗にまとまること間違いなしです^_^






髪が思ったように決まらない方は騙されたと思って、お風呂上がりはすぐ乾かすことを試してみてください^_^



今までクセやパサつきでまとまらないと思っていた方や毎朝寝癖がついてしまっていた方は、これを実践することにより、今までお悩みが解消されるかもしれませんよ!




本当に髪にとってメリットしかないです^_^




お店にご来店の際には乾かし方からケアの仕方までしっかりレクチャーさせていただきますので、些細なことでも髪のお悩みはなんでもご相談ください☆







最後まで読んでいただきありがとうございました^_^